【危険】犬にキシリトールを食べさせてはいけない！！

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キシリトールを食べた犬が天国へ…という悲しいニュースを知りました。

「犬に接する全ての人へ」読んで欲しいというブログが話題になっているようです。

あるお宅の愛犬に起きた事故をつづったブログで、「このような事故が再び起きないように」と注意を促しているのだそうです。

愛犬が亡くなるって家族を失うのと同じこと。“キシリトール中毒”になった愛犬との突然の別れ。飼い主さんはどんなに悲しかったことでしょう。

このニュースがきっかけで、犬が“キシリトール中毒”になるのだということ。たった2粒食べただけで命を落としてしまうこともあるのだということを知ることができました。

ワンちゃんにはニンニクやタマネギ・ネギ類が有毒だとか、骨付きの鶏肉は与えてはいけないという認識はありましたが。

キシリトールも犬には危険な成分だったんですね。

キシリトールといえば、歯の再石灰化促進作用があるとして、ガムや歯磨き粉に含まれている成分として有名ですが。

実は、キシリトールの再石灰化促進作用は証明されておらず、疑問視されているというのです。

ガムを噛むことにより分泌される唾液による歯の再石灰化効果はあるものの、それは「キシリトールそのもの」とは関係がないということも言われていたり、賛否あるのだそう。

また、イヌに対しては、0.1g/kgの摂取であっても、インスリン過剰分泌を引き起こし、肝障害や低血糖発作を引き起こす危険性があると言われているそうで。

体の小さい室内犬では、少量の摂取でも危険なのだということがわかりますね。

キシリトール中毒は、最初に見られる症状としては、嘔吐です。中毒を起こしたと思われる場合は、すぐに獣医師の診察を受けた方がよさそうです。

人間用のガムやタブレットの盗み食い防止のためにも、ワンちゃんの届かないところに置いておくなど気をつけなくてはいけませんね。小さい子供が知らずに食べさせてしまうという危険性もあるので注意が必要です。

なんだかとっても怖くなってきたキシリトールですが。

実際に、人間にもキシリトールアレルギーというのはあるそうなんです。

それに、ガムなどにもおなかがゆるくなるから食べ過ぎに注意するようにとの表記がありますよね。

これは、他の糖アルコールの大部分と同様、弱い下剤の働きをするからなのだとか。

毒性は特に無いとされていても、あまり体にはよくないのかも…と思ってしまいます。

歯科で販売されているキシリトールガムが、市販のガムより値段が高いことが気になっていましたが。

ガムに含まれているキシリトールの比率が高いからだということがわかりました。

歯科専売のキシリトールガムは100%～90%となっているのに対し、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで市販されているキシリトールガムは一部を除いて70～30％が主であるということで。

「ガムに含まれているキシリトールの比率が90%以上でなければキシリトールの虫歯予防本来の効果は期待できない」と言われていることから考えると。

虫歯予防のために市販のキシリトールガムを噛むことは、あまり意味がなさそうだということになりますね。

歯をしっかり磨くことが一番の虫歯予防になりそうです。

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タグ：キシリトール 犬